2024年8月8日木曜日

舞台「川越ボーイズ・シング~喝采のクワイア~」1 前置き アニメについてなど

2.5は初めての鑑賞です。ミュージカルの舞台を好んで見に行くことは無いです。

映画きっかけで、マシュー・ボーンの作品は来日公演の時に数回見に行くことはありました。でもそれも5~6年くらい前を最後に、今は好きな声優さんの朗読劇などたまに行きます。

また、音楽は自分の好みかそうでないかの感覚だけで聴いてるだけで、詳しくないです。


アニメについて

アニメは地上波放送か配信当日に、おすすめにポストが流れてきて、興津さんが出てるのと「天才指揮者が男子高校生に合唱指導する」という内容に「ギャレス・マローン(※)みたいだ」と思い興味を持ったことがきっかけで観始めました。

※NHKBSで放送された「クワイア ボーイズ」(2008年BBC「The Choir: Boys Don't Sing」)というドキュメンタリー番組に出てくる合唱指導者。合唱団を作るという企画を基に、合唱とは縁のない男子校(生徒は中学生くらいの年齢)で優秀な指揮者であるギャレス先生が音楽の殿堂であるロイヤル・アルバート・ホールで歌を歌うことを目標に合唱部を作り、先生と生徒たちの奮闘を追うというドキュメンタリー番組。他にも寂れた町や職場、軍人の妻たちの合唱団を作るシリーズもあり、軍人の妻編は(ギャレス先生の立場の人はいないけど)映画化された。


以下続く・・・



で・・・、アニメを観たら「響 春男」はギャレス先生とは真逆。ギャレス先生は放送当時コミュニケーションスキルがかなり高いと評価されていた人だったけど、春男先生はかなり自己中心的で変わり者。けれど「どうやってこの人が合唱部にするんだろう」と興味が湧き、また、懐かしの(?)ドタバタコメディもあって気軽に安心して観られるアニメだなと思って観てました。

ただ6~8話で、(コレはどういう展開?置いて行かれそう)と思うようなとこもあったけど、川越学園クワイア部に愛着も湧いて見続けて迎えた9話。

ITくん、まさかの夜逃げ展開。「そんな…ギャグ要因な子が・・・また、なんでこの話数の時に?」と、ここまでくると逆にクワイア部はどうなるの?という気持ちに。

現実でも11話が1週遅れたり、楽しみにして待ってた11話放送日(配信日だったかも)に円盤発売の中止の発表、年を跨いでの最終話放送など色々あって、安心して観られそうと思って観てたけど、最後の方はいろいろやきもきしつつ観てました。

12話ラストでは春男の進退ははっきり明かされず、切ない音色のピアノから、ちょっとしっとりした入り方でクワイア部10人+ポッパー君の「Ride out the Fall」が流れて幕を閉じます。終わったのは寂しかったけど、この終わり方も好きでした。

アニメは全体的に「視聴者のご想像にお任せします」といったことが多かった気がするけど、12話ED見終えて思ったことは、「なんだかんだ見続けて良かったな。」です。

作中で歌われる曲が好みでそれを知ることができたこと、声優さんたちも川越クワイア部の中では2人だけ他のアニメで知っているくらいで、他の方は皆さん初めて知る方。そういう役者さんを知ることができたということも良かった。

アニメ版の曲を繰り返し聴いていたので、舞台で作中の曲を歌っても「声が違う」という違和感があると思ったので舞台化発表の時は少し複雑な気持ちで、(観に行くことは無いかな。)とその時点では思ってましたが、舞台では『春男視点で物語が進む』ということで、そこはとても気になっていて(当日券があったらまた考えよう)となんとなく思ってました。

「舞台を見よう」と決意したきっかけはアニメファンの方の感想を読んでです。ここで言うのも何ですが、感想を挙げてくださってありがとうございます!)

アニメで使われた曲がほぼ使われていることや、ネタバレも読んだのでITくんが戻ってくることも知って「それ、観たい世界線だな。」となり、少ない舞台観劇経験でも、実際に観に行ったときと円盤とか画面越しで観たときの印象は全く違うことは経験済みなので、どうせ観るなら生で観たほうが絶対いいと思い劇場へ行くことにしました。



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