2025年9月15日月曜日

2024年10月 金沢【室生犀星記念館 にし茶屋街】

 2024/10/16

もう1年が経とうとしている…今更だけど金沢の備忘録


前回リュークと撮ったからとレムにしてみたら・・・今更気づいたけど、レムはE7系と同じような配色だw
今度この新幹線乗るとき一緒に撮ってみようかな。


右側が今回お世話になるかがやきさん。
おそらく、能漫画「シテの花」の金沢合宿でコタくん達が乗ったのと同じ時間の新幹線!

左は新潟に行った時にお世話になったときさん。

ときさんは一足先に新潟へ出発。お気を付けて行ってらっしゃい👋





行く途中、奥の方に富士山が見えた。


長野入ったあたりから雨…
車窓の景色も楽しみたかったので残念…次は晴れた日に行きたい。

今回、初・金沢です。

おもてなしドーム

鼓門
実物を目の前で見て、大迫力で圧倒された。

一通り写真を撮って、デスノ展会場方面へ。

デスノート展の前に腹ごしらえ。
近江町市場の「まわる寿し もりもり寿し」へ。

いつも注文するネタの他、せっかくなのでお隣富山県特産ホタルイカや白エビ、バイ貝などを注文。のどぐろも食べたのに写真撮るの忘れた・・・

白エビチップスとかせんべいは食べたことあったけど、生白エビは初めてだったので食べられて良かったし美味しかった…







13時過ぎにエムザを出て、自転車レンタルのポートを探すがなかなか見つからず。
犀星記念館まで15分弱なのに結構な時間ロスしてしまった。
記念館目指して自転車を走らせると・・・川!

「犀川」
犀星の名前の由来。犀川の西で生まれ育ったことが由来だそう。


犀川に架かる橋「犀川大橋」

橋名周りの縁はもちろん金沢箔!
金沢、至るところに金箔がある!

橋を渡り右側に入ると犀星が育った「雨宝院」。


ここを通り過ぎ道沿いをしばらく進むと生家跡、室生犀星記念館。


到着して恒例の自転車アプリを確認。短距離だからおなじみのせんべい1枚。



犀星に興味を持ったのは軽井沢で拾ってきた猫のカメチョロとのエピソード。
金沢行くことがあれば記念館に行ってみたいと思っていたけど、まだ著作に触れてもないのに行ったところで分からないのでは?と思ってたけど、犀星と動物に関する企画展がデスノ展時期と重なり、自分にとってはラッキーだった。





















館内は撮影禁止。
1階は犀星の生涯から著書、交友関係、愛用の品々などの紹介、展示。
2階に企画展の展示。

親近感が湧いてしまったのは、犀星先生は甘いもの好きで専用のお菓子入れるためのタンス(※)が展示されていたこと。

※とらやのHPに「犀星と羊羹」というページに写真がある。ここに書かれている隅田川を羊羹に例えたとか芥川龍之介に送った器にわざわざ「羊羹を入れなさい」と指定してるのもおもしろっ!ってなった。
他で観たけど、はがきの裏面いっぱいに「フジムラノ ヨウカン タノム」の文字のも面白かった。

企画展の『犬のあわれ、猫のあわれ・・・あるいは「宇宙の一部」』も犀星の幼少期から晩年までの関わってきた犬や猫たちが小説やエッセイ、日記などから紹介されていて、そんなに大きくない施設だったのに、たっぷりじっくり解説を読んで2時間強滞在。小説の中にも登場させていることを知り時間はかかるだろうけど、やっぱり読んでみたいと思った。

ミュージアムショップで買った本としおり。

通販できるけど、現地で買いたいと思っていて無事買えた!・・・が、このジイノのしおり(赤い方)を最近どこかに無くしてしまい、今とても悲しい気持ち・・・


動物詩集は色えんぴつの線画がかわいらしくて絵本感覚で読みやすかった。

記念館をあとにして、次はにし茶屋街へ。

金沢で有名な観光地の一つは「ひがし茶屋街」。
ただ犀星記念館に近いのは「にし茶屋街」で東より小規模。でもせっかくなので寄ってみることに。



↑の写真は和風なのにここ↓は洋風で、目立つ。




軒先が見所と。


食事処も1店舗あったけど夕食は決めていたので、とにかく何か・・・と思い「賞味期限6分間モナカ」の季節限定アップルパイモナカを注文。



奥にイートインできる場所があり、蔵の中も入れるということで、蔵の中でいただく。



蔵を貸し切り!


6分もかからず食べきって、やっぱお茶か珈琲飲みたいなと思い、にし茶屋街の入り口にある落雁のお店に併設されているカフェへ。



先に冷たい加賀棒茶と落雁の提供。


この日は残暑も厳しめだったので冷たいお茶が本当に染みてうま~~!って心の中で叫んでしまった。
目の前には小さな庭園があり緑にとても癒された!

そのあと、注文した「栗きんとん」とお抹茶。

「栗きんとん」といったらお正月のおせちにある黄色いのを想像していたら、見た目がまんま栗の和菓子。
自分の知識の浅さを恥じながら、中にあんこでも入ってるのかなと食べると…めっちゃ栗!あんこは行っておらず、ほんのり甘みと渋みがあって栗そのもの!

もう一つくらい食べたいなと思ったけど、ここはじっくりゆっくり味わうのがよいのだろうと(その前にモナカも食べてるし)欲望は押さえましたけど、また食べたいな。


この後、当初は駅に向かうつもりだったけど、まだ少し時間がある。
犀星が歩いたという川沿いの先に自転車のポートがあり、予約も完了。
駅までの自転車を確保できたから、せっかくなので犀星先生も歩いた道を歩く。




対岸に何やら歴史がありそうな木造の建物が。
老舗料理屋「山錦楼」。金沢市の指定保存建築物だそう。


夕方で、遊歩道はあまり人もいなかったので静か。


桜並木。きっと桜の時期はたくさんの人で賑わうのでしょう。



犀星文学碑。あんずの木の下に置かれている。
















咲いている時期にも来てみたい。
「小景異情 あんず」の原稿の字をそのまま写したもの。

暗くなり始めてしまったので、「犀星のみち」を自転車で走り駅へと向かう。





兼六園は結局行けなかったけどいつか行ってみたい。




尾山神社というステンドグラスのある神社。
昼も通り過ぎたけど、夜はライトアップされているのが見られて良かった。
ちょっと異国っぽいし綺麗。





駅に到着してアプリ確認。今回はあまり走ってないので軽いものばかり。

夜の鼓門は朱色に見えてまた昼とは違う迫力だった!







ちょうど満月の日で、写真ではわかりにくいけど月も大きくて綺麗だったな。



金沢駅 百番街の加賀屋さんで夕食。
ネーミングに惹かれて「能登牛の玉手箱」を頂く。

赤身でも柔らかくて、美味しい!うまい!って一口頬張るごとに思って食べていた。本当に美味しかった~!


まだすこし時間があるのでうろうろし、大きなひゃくまんさまを見学。


胴体は金箔、ひげは輪島塗りの豪華なひゃくまんさま。
後で豪華な造りであることを知り、もっとよく見ておけばよかったと思った。

駅のお土産屋さん回ってると、全国一の生産量を誇る金箔入り商品にあふれている!
入浴剤もあったので帰ってからの疲れをとるために買ってみた。



ごみじゃないよ。

 にし茶屋菓寮のお土産も。落雁諸江屋さんのひゃくまんさんバージョンの落雁。
口の中に入れるとほろッと溶けてしまう。




あとはシテの花にも出てきた「加賀八幡 起上もなか」と加賀棒茶の粉末スティック。
加賀棒茶のスティックのはイマイチだったw

金沢も日帰りできることが分かったので、また行きたいな。



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